宮島醤油のDX戦略
宮島醤油ではDX化を推進することで、商品企画の立案や生産性の向上、販売効率の向上を図ります。
【DX推進】
宮島醤油は、経営ビジョンの実現に向けて、「DX戦略」を策定し、積極的にDX(Degital Transformation)を推進します。
【DX具体的な方策】
製造、仕入、販売データを10年以上蓄積しています。それらを活用し、分析、検討、立案等行います。 更に、製造工程毎のデータの可視化を行い、製造現場の状況に素早く、柔軟に対応できるようにします。
【組織・体制・人材確保】
- 社長のトップダウンの指示のもと、管理本部情報システム課を中心にDX化を進めます。
- 情報システム課では広くDXに関する情報を収集し、当社での具体的な取り組み内容を検討します。
- 情報システム課で検討したDX推進策を、関係部署と意思疎通を図り、実現します。
- 情報システム課では必要に応じて適宜、外部からの支援を受けたり、人材を新たに確保し、DX化を推進します。
【具体的なDX化の取り組み】
- 現場の設備の監視、工場への入退室や作業状況の把握等にIoTを活用し、特に現場の管理面での生産性向上を図ります。
- 製造過程における歩留まり向上に向けた情報把握とデータ活用を行います。
- マーケティング・データを活用し、商品企画の実効性を高めます。
- 管理本部(総務課、経理課、営業事務課)における定型作業をIT化し、さらにペーパレス化を推進します。
【DX推進指標】
以下を指標とし、達成度を自己分析します。
- 本社工場、妙見工場、宇都宮工場それぞれにおけるIoT機器やシステムの導入状況を毎年1月に確認します。
- 各工場の歩留まりの推移を毎月検証し、報告します。
- 新しい分野の商品企画においてはマーケティング・データを活用し、発売後に結果を検証します。
- 管理本部でのアプリケーション導入実績を毎年1月に確認します。
- 管理本部でのペーパレス化の実現状況を毎年1月に確認します。